第3部 その他の一般諾行事 第17節 墓前祈祷会 (まず墓を掃除し、生花を供え、司式者を中心に適当に集まる。) 開会祈祷 賛美 聖歌 636「わくなみだのいみ」 同 639「なやみおおきうき世を」 同 640「いつかは『さらば』と」 (その他、故人の愛唱歌等) 聖書 詩篇39篇(前夜式の項にある。) テサロニケ人への手紙第一、4章13-18節(追悼会の項にある。) ピリピ人への手紙3章20,21節(埋葬式の項にある。) コロサイ人への手紙3章1-4節(理葬式の項にある。) 祈祷 天地創造の父なる神よ、私たちは今日御許しを得て、私たちの親しき者の亡きがらを納めてあるこの墓前に導かれ、すでに信仰の馳せ場を走り、御国に帰られた故人をしのびつつ、神の御前に賛美し、祈梼をささげるとともに、遺族のためにも神の慰めを祈る機会の与えられましたことを感謝いたします。 私たちは今、御前にて故人とその徳とを追想し、私たちの祖先に対して恵みをもって扱ってくださった愛の御神に感謝をささげます。故人に賜った数々の恵みを思い出すとともに、私たちの現在生活をも顧みることによって、今後の霊的生活を向上させてください。 主イエスが死からよみがえられたことによって、生ける希望を与えられましたことは、死に定められていた私たちにとりまして、実に大いなる恵みであり、感謝にあふれます。復活の主が、やがて再び来てくださって、この地上に神の国を完成してくださることは、墓にある死者にとっても、地上にある私たちにとっても共通の希望であり、喜びであります。ゆえに、主のご再臨を熱情に燃えて待ち望みつつ、主よ速やかに来てくださいと祈ります。この祈りを尊い御名によって受け入れてください。 アーメン。 勧告 賛美 聖歌 186「うきのやみのよも」 同 639「なやみおおきうき世を」 主の祈り 頌栄 終祷